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三部構成で振り返る〜その2〜

残暑の厳しい日もあれば、急に冷え込む雨の日もあり、体調管理に気が抜けないこの頃です。

最近、息子が「歯がグラグラする…。」と、永久歯への生え変わりを発見!
いじっていた歯の痛みに、とうとう耐えきれなくなり、歯医者さんで抜歯決定。
しかし、麻酔の注射針にたじろぐ息子。
あーだこーだしてる間に、ベテラン歯医者さんが鉗子片手に見に来てくれ、
「どれどれ〜見せてごら〜ん。」
と言い終わるや否や、スパァッ!と一瞬にして引抜き、完了。
あまりに鮮やかでした。
さて、前回に引き続き卒業アルバムの構成についてです。
今回は『環境』
皆さんが過ごした学校生活の風景や、物、時代背景を記録しています。

学校の歴史を綴った年間表の欄や、巻末に決まって掲載される、在学年間に起きた社会での出来事『トピックス』なども、『環境』の一つとして考えます。

物としては、『校旗』『校訓』の書かれた石碑など、そして歌い継がれる『校歌(歌詞)』と行った所でしょうか。
現在では、DVD付きの卒業アルバムも制作しており、『校歌(音源)』も残すことが出来る様になりました。

次に、風景ですが、代表的なのは、校舎の全景や、校内に置ける四季折々の風景です。
私共では、『校舎点描』という形で、学校の環境ページを作成します。
点描というのは、物事の特徴的な部分をとらえて簡潔に的確に表現(描写)する事です。
卒業後、何年も経ってアルバムを開いた時に、この印象的な風景の一つ一つが、学校生活を彷彿とさせるでしょう。その為に、ただ建物を配置しているのではありません。
登校して下校するまで、そして春夏秋冬を織り交ぜながら、このページに流れを作っています。

他には、校外での描写もされている学校アルバムもあるかもしれません。
例えば、通学路でよく見たお店や看板、駅。
自然の中に設立された学校では、海や山などの風景も、学び舎の一つとして記録されていると素敵ですね。

入学から卒業までの数年間、四季を繰り返しながら生徒達が成長していく様に、学校も同じく年をとって行きます。
在学中に残っていた木造校舎が、コンクリートに立て替えられたり、古びた屋根のペンキが塗り直されて鮮やかになっていたり、記念樹が立派に大きくなっていったり…ただ年月を重ねて古くなっている様でも、形を変えて成長しています。
無機質な様で、そこに通う学生がいる限り、学校という建物・場所は生きています。
学校の風景写真にも、それぞれ個性があり表情があり、見る人に語り掛けて来る位の強さが、このページにはあっていいと思うのです。

そんな様々な思いを込めて、学校の風景は撮影されてゆきます。
早朝のまぶしい光を受けた校門
梅雨時期のしっとりとした草花の並ぶ玄関
授業中の講義の声が遠くに聞こえる渡り廊下
学生の整然と並べられた靴箱
放課後の夕日が沈みかけた校庭
同じ物でも、時間帯によって、季節によって、見せる顏は違い、毎年通う生徒を見守り続けるのです。

こんな風景のどれかから、楽しかった事も辛かった事も、良い思い出として繋がって懐かしく思って頂けると、きっと良い一歩が踏み出せるのではないかと思います。

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