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新しい一歩を

JUGEMテーマ:卒業アルバム
『つよいかぜ  ぼくたちおそう  台風だ』
うっとおしい梅雨がやっと明けた鹿児島でしたが、台風の発生で強風の休日。
夏休みがスタートした我が子が、実にそのまま…というか深みのない(いや、素直な)一句を詠みました。

この前スタートしたと思っていた1学期も、アルバムの要となる個人の肖像写真撮影をはじめ、
1学期中に行われる行事まで連日撮影が続いておりました。
アルバム制作のコストの面から、一般的に撮影日数をなるべく少なく設定する事が多い中、
オリエンタルスタジオのアルバム撮影は卒業生の春夏秋冬・輝き・成長を見逃さず追いかける数少ないスタジオです。
そんな当スタジオのアルバム制作に、今新たな動きが発生しております。
それは、今までに無かった新タイプの制作。
これは、鹿児島では初となるのではないでしょうか!
写真に携わる活動に於いて、毎年様々な挑戦をする私どもですが、アルバム制作については大きな動きです。
新タイプについての詳細は今後お知らせしたいと思います。

そんな今回は、
アルバムのスタイルをどのようなタイプにするかを決めて制作をスタートする場合の、考え方についてお話します。

今までの卒業記念アルバムのスタイルを、何らかのきっかけで変えていくのはそう珍しい事ではありません。
最も多いのは、制作を担当する業者が変わる時かもしれません。
ですがそれ以外に、学校の創立記念の機会であるとか統合によって学校名が変更される時であるとか、
学校側の大きな変化に伴っている場合が考えられるでしょう。

今や、印刷・製本技術の進歩もあり、様々なタイプのアルバムが選べる時代となりました。
時代の変化に伴って、卒業記念アルバムに対するニーズも変わっています。
つい最近までは、卒業生という一つの団体としての象徴的記録というイメージが強かったですが、
少子化が進むに連れてより個人に着目したパーソナルなイメージのものが好まれるようになってきました。

私たち制作者は常に、今必要とされるアルバムのカタチは何なのかを考え、各学校さまに提案させて頂いております。
アルバム制作を依頼する側からすると、特別な理由も無く今までのスタイルを変えるのは容易な事ではないと思います。
しかしながら、卒業記念アルバムとは誰の為のものなのかを思えば、変化は良い一歩だと考えます。

それはきっと、変わらない大事なものに改めて気づくきっかけに成るのではないでしょうか。
ご相談下さい。
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